実は私、ただ今アルバイトで空き地や古い建物なんかをチェックして歩いています。
もともと古い建物って大好きです(そういう仕事ではないのですが)。
町屋の保存に市民団体が動いたり、盛岡には味わい深い建物がまだまだ残っていますね。
まあ、見ようによっては危なくてぼろくてとても住めない、とも見えるんだろうけれど・・・。
でも、今どきの家に比べ、それらの家の個性的なこと!
建材のせいかなあ。
古さがそのまま味になっていて、ひょっとしたら元はこれほど個性的ではなかったのかもしれないのに、まるで人の顔のように、その場所の顔にすっかりなってしまっていて。
鉈屋町だけじゃないんですよ、実はあちこちの小路に残っています。
で、それらの道もまたせせこましくて、歩かなくちゃ出会えない景色がある。
街中のせまーい道を辿った所に、ぽっと古いうちと緑(おまけに井戸なんて!)が残っていたりするのを見つけると、これはもうファンタジーです。
木造のお宅も多い中、盛岡にはレンガ積みのお宅もまれに見かけます。
花巻や遠野で粘土が取れていたことが関係しているのかな?
こういうおうちは形もまたユニーク。
古びても、蔦だらけになっても魅力的です。
さて、仕事柄撮り集めた中から、お気に入りばかり(=超ボロイ家ばかり)を集めて不動産を数件まわりました。
みんなテイストは理解してくれたものの、そして頭をひねりながら「これなんか・・・」と紹介してくれたりしたものの、どうもぴんとこない。
その場所に行ってみるとその数件先のもっとぼろい家が気になったりする。
ここまでボロイ建物っていうのは、どうも物件としては出回らないらしい。
というわけで、やっぱり足で探して、直接交渉だねえ、なんてことを実感。
お客さんも立ち寄りやすい場所で、とか、いろいろ考えると結構絞られてくるけれど、お店の場所、一目ぼれ物件に直接アタックで見つけたいと思います!
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